PR

(訪問介護)の移動給が出ない!その会社大丈夫?

スポンサーリンク
介護関連
この記事は約5分で読めます。

この記事の対象者

訪問介護の移動時給がでていない

お客さん宅の時給しか計算されない

他の会社が気になる

結論

会社によっては移動給が出ている

移動分がない代わりに時給が他より高いなら正常かも

他の会社の求人をしっかり参考にする事が大事


移動給が出てないのはあなたの会社じゃない

ニュースでも取り上げられていましたね、移動分の給料が出ずに自宅に入ってから出るまでが給料になると。

これでは移動に30分かけていたら赤字になっちゃいますよね。

こちらはニュースの引用文です。

訪問介護ヘルパーの劣悪な労働条件や低賃金の原因が介護保険制度にあるとして、ヘルパーの女性3人が国に損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、東京地裁であった。高木勝己裁判長は「労働条件は各事業所が是正すべきものだ」などとして原告の請求を棄却した。原告側は控訴する方針。

 訴えていたのは、東京都品川区の藤原るかさん(66)ら。訴えによると、訪問介護を担う大半の非正規の登録ヘルパーはサービスを提供した時間しか賃金が支払われず、利用者宅を回る移動や待機時間はほぼ無給。利用者側のキャンセルによる休業手当も出ない。こうした労働基準法違反の状態を放置し、規制する権限を行使しなかったのは違法だとして、原告1人に未払い賃金を含め330万円を支払うよう求めていた。

◆地裁「労働条件是正は事業者がするべき」

 判決は、未払い賃金の支払いなど労働条件の是正は事業者がすべきだという国側の主張を追認。「移動時間などに賃金を支払えるだけの介護報酬でない」との原告側の主張は「厚生労働大臣がどんな規制権限を行使すべきか、具体的な主張がない」と退けた。

 厚労省は「国の主張が認められたと受け止めている」とコメントした。

◆「正当な評価を」ヘルパーら憤りあらわ

 介護保険の介護報酬では訪問介護ヘルパーに十分な賃金は支払えないという原告の訴えを素通りするような判決に、原告の3人は憤りをあらわにした。

 判決後の報告集会。原告の藤原るかさんは「ヘルパーを30年続けてきたが年金保険料も払えない。利用者宅で介護した時間しか賃金が支払われない不安定な生活だ」と訴えた。佐藤昌子さん(67)はこうした「出来高払い」が問題だと指摘。指定の介護時間にケアが終わらず、超過した分は無報酬という実態も説明し、「ケア労働が正当に評価されれば、やりがいも取り戻せる」と話した。

 伊藤みどりさん(70)は「移動や待機時間は介護報酬に含まれていると国はかたくなだが、何時間含まれているかは全く言わない」と厚労省を批判。「棄却されたが、利用者のキャンセルで休業補償が出ないなどヘルパー労働の問題点が認識されてきた」と話した。

 原告に共通しているのはこの労働実態では若い人の参入は望めず、有効求人倍率が10倍を超えるという深刻なヘルパー不足への危機感だ。藤原さんは「ヘルパーは命と暮らしを支えている。ケアを社会の柱に据えてほしい」と訴えた。(五十住和樹)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/211474

この問題の疑問 実は会社を変えると解決する

どこの会社お勤めなのかは不明だ、しかし実はこちら会社を変えると解決する。

移動分が時給に含まれる会社は多数ある、キャンセル保障も存在する会社はある。

又は、移動分を全部含めた1時間の給料として提示する会社もある。

お勤めの会社が他の求人と比べて、かなり高額な給料なら移動分がすでに組み込まれているのかもしれない。

給料問題は国ではなく会社の責任

今回の訴えにつながったヘルパーさん達の言葉を見ていくと、移動や待機・残業が無給だという事。

こちら国に訴えても間違いなく負けるでしょうね。

そもそも会社は何と言っているのか、そこまで払う余裕はないですよといったのでしょうか?

この記事には会社の回答は書かれていませんので憶測になりますが、恐らく今の介護保険ではそこまで払えない・・・という回答だったのかな?

しかし考えてみてほしい、社長がパートで稼いだお金で経営しているなら訴えも理解できる。

しかし、大抵社長は社長で事務所を構え運営している、つまり十分な介護報酬はあるはず。

それを還元しないのは会社であり、国ではない。

訪問介護は利益が低いのは確か

訪問介護は介護報酬で運営される、身体介護・生活援助どちらにしても決まった金額で運営される。

最低賃金が増額されても報酬は増えない、差し引いて残る金額は1件1時間あたり平均で2000円くらいだろうか?、生活援助しか受けない事業所はもっと低いだろう。

所謂 薄利というものだ。

ここで重要なのは、それでも事業所が増えれば収入も増えるという事。

収入が安定して健全な経営をしている母体なら、給料も適切に支払われる傾向にある。

つまり問題を解決する手段は明白なわけだ。

待遇に納得がいかないなら転職するしかない

会社や国の考えを変える。

結構な事ですが、いったいどれくらいで出来ますか?

私は生涯をかけて国や会社の考えを変える意味はないと思っています、そもそも変わりません。

変わるのはよっぽど悪い場合で警察が介入するとか、それくらいじゃないとね。

ではどうしましょうか、泣き寝入りして低賃金で我慢して働き続けるのでしょうか?

このニュースの方々は、会社に強い思いがあったのか、いまいるお客さん達をほうって自分だけどこかに行くのがつらかったのでしょうか?

いずれにしても、この問題を変える最善の方法は転職しかありません。

それが一番早いし、一気に世界が変わります。

気持ち一つで問題は解決する

ここで足止めをするのは会社とあなた自身の心。

利用者さんを残して自分だけ・・・誰でも思うものです。

悪いなと。

でも自分が苦しい思いをし続けると、それはケアにも出てきてしまうんですよ。

精神状態って体の動きに出ます、表情に出ます。

お客さんはそれでうれしいですかね?

心機一転、新しい気持ちで新しい会社で、やり直した方が良いのではないでしょうか?

もし気持ちが変わったなら、こちらの記事も参考にしてください。

やめたくても辞められない方はこちら


まとめ

会社によっては移動給が出ている

移動分がない代わりに時給が他より高いなら正常かも

他の会社の求人をしっかり参考にする事が大事

コメント