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介護士になった初日にウンがついた話

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介護関連
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この記事の対象者

リアルな介護士の話が聞きたい

美化されない話が聞きたい

これからの参考にしたい

結論

介護士はウンに見放されない、素晴らしいお仕事デスよ!(^ω^)

これは私が新米介護士だった頃のお話。

個人が特定出来る可能性があるから、業態など濁します。


新米介護士として頑張る決意をした日

何をしたいわけでもなく、日々PCをいじり過ごした日々。

おかげでPCで不便はない。

でも、仕事はPC以外で人の役に立ちたい。

こんな漠然とした理由でスタートした介護士人生。

昔は無資格で働き続ける事もできた、今は認知症介護基礎研修か初任者が必須になりましたね。

私は当時初任者的資格であった、ヘルパー二級を取得してから介護の門を叩いた。

当時でも人手が足りなかった介護職、一発採用だった。

早々に様々な洗礼を受ける

感じの悪そうな同僚もいた、私よりずっと年配で今は引退してるだろう。

結論を言えば最終的には強力な味方になった、でも最初の印象は感じ悪いお局さん。ごめんよw

そんでその人と一緒に、ある人のお風呂を入れる事になった。

どうやら便が出たようで、お尻を拭く事も困難な為にお風呂となったらしい。

今となっては普通のことだ。

重度の認知症で、気に入らないと暴れる人だった。

女性だったが、リミッターが外れた人間のパワーは恐ろしいものだった。

2人がかりだというのに、2人を圧倒するではないか。

当然、こちらは怪我をさせないよう配慮している、それでも相手のパワーはとっさに(やばい)と言ってしまうほど。

暴れ過ぎて(ウン)が出る

暴れて掴みかかってくる、当然腹にも力が入るでしょう。

掴みかかると同時にウンが出た。

それはそれは出た。

もう滝のように出た、今じゃなんでもない事だが当時は介護初心者だ。

もう目が点でどうしたら良いかわからない。

足はうんこまみれ、本人暴れるから飛び散る転びそうになる。

脱衣所に充満する便臭、込み上げる吐き気。

今なら、とりあえず滑るから下だけ脱いで浴室行きましょう!こっち叩いてもらうんで座ってもらおう。

と気の利いた一言も出るでしょう。

圧倒的に足りない経験。

結局うんこまみれ以外無事に終わる

このように私の介護はうんこにまみれスタートしたのだ。

ご本人は湯上がりでご機嫌だ、結構な事だ。

便も出たし、体も綺麗になった、こちらも勉強になった。

こうして介護士は経験値が増えていく。

こんな事例は序の口だ。

介護は綺麗事じゃない。

広告では介護士はゆったり車椅子を押してるが、訪問も施設もそんな綺麗事では終わらない。

時には利用する方々の死に直面する。

そんな仕事だ。

介護士として困難(うんこ)に立ち向かって

介護とうんこは切っても切れない、くっついた関係だ。

それはもう、いつまでもくっついてくる。

しかし、自分で処理出来ない方々のサポートをするのが介護。

介護度が上がるにつれ、出来る事も減っていく致し方ない事。

それでも皆んな、人間らしく生きていたいだろう。

我々が立ち向かう事で、一人でも多く真っ当な生活をしてもらえる。

便にまみれ最期を迎えるのは虚しいではないか。

今まで生きてきたのに。

だから意を決して、誰かの役に立つ為に介護をして欲しい。

介護士を目指し始めた理由は、誰かの為に・・・だったのでは?

ご参加、お待ちしていますねm(_ _)m


まとめ

介護士はウンに見放されない、素晴らしいお仕事デスよ・・・ _(:3 」∠)_

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